携帯大手3社の障害者割引の内容はどのような感じでしょう?
各社のプラン内容の差はどこにあるのか気になりますよね。
docomo・au・SoftBankの大手3社をについてまとめてみました。
比較したいときの参考にしてください。
docomoハーティ割
docomoが提供している障害者割引は「ハーティ割」と言います。
さっそく内容を確認していきましょう。
料金/割引内容
まずは料金と割引内容についてです。
大きく4つに分けてご紹介していきますね。
【毎月の基本使用料の割引】
ハーティ割を適用することにより基本使用料が安くなります。
5Gギガホだと7,650円→7,280円に。
カケホーダイプラン(スマホ/タブ)/定期契約なしだと、4,200円→2,500円に。
プランにより割引額が異なりますが、大きく金額が変わってくるものもあるようです。
ちなみに割引対象になっているプランは下記の通りですよ。
・料金プラン(5Gギガホなど)
・料金プラン(ギガホなど)の定期契約なしプラン
・基本プランの定期契約なしプラン(デバイスプラスを除く)
・FOMA料金プラン(FOMAユビキタスプランは除く)
・Xi料金プラン(定期契約型料金プラン除く)
お使いのプラン、または利用予定のプランをチェックしてみて下さい。
【各種サービスの月額使用料60%割引】
例として留守番電話だと、300円→120円になります。
留守番電話のほかに、iモードやspモードなどが対象サービスです。
【テレビ電話通信料が音声通話料と同額】
テレビ電話通信料は通常、音声通信料の1.8倍ですが、同額になります。
【各種手続きの手数料やサポート、「104」番号案内が無料】
「新規契約」「名義変更」「機種変更」「契約変更」の際の手数料が無料になります。
また、ドコモショップでスマホやタブレットの初期設定やデータ移行をする「初期設定サポート」や、「104」番号案内への通話料・番号案内料も無料となります。
利用条件/対象者
ハーティ割の対象者となるのは以下の通りです。
申し込み時には手帳・証明書の確認が必要となるので忘れずに準備しましょう。
・身体障がい者手帳
・療育手帳
・精神障がい者保健福祉手帳
・特定疾患医療受給者証
・特定疾患登録者証
・特定医療費(指定難病)受給者証
auスマイルハート割
auが提供しているのは「スマイルハート割」です。
こちらも詳細をチェックしていきましょう。
料金/割引内容
【毎月の基本使用料の割引】
それぞれのプランごとに、基本使用料から料金が割引かれます。
・データMAX 5G/ピタットプラン 5G/ケータイカケホプランなど:370円割引
・VKプランS(N)/ジュニアケータイプランNなど:170円割引
・auデータMAXプラン/新auピタットプランなど:1,700円割引
・ジュニアスマートフォンプラン/シニアプランなど:1,000円割引
・LTEプラン/プランZシンプルなど:50%割引
このように基本使用料割引は、プランにより大きく異なります。
すでに受付終了しているプランもありますので、現在auをご利用中の方は、ご自身のプランを確認してみてください。
【通話料】
au電話への通話料・一般電話への通話料が50%割引。
他社携帯電話・PHSへの通話料が20%割引になります。
ただし、「スーパーカケホ」「スーパーカケホ(ケータイ)」は対象外ですのでご注意下さい。
【SMS送信料】
au電話への送信料が50%割引。
他社携帯電話・PHSへの送信料が20%割引になります。
通話料と同様に、「スーパーカケホ」「スーパーカケホ(ケータイ)」は対象外となります。
利用条件/対象者
スマイルハート割が適用されるのは以下のいずれかの交付を受けている方になります。
なおこちらも、お申し込みの際は手帳の確認が必要となっていますよ。
・身体障がい者手帳
・療育手帳
・精神障がい者保健福祉手帳
・特定疾患医療受給者証
・特定疾患登録者証
・特定医療費 (指定難病)受給者証
SoftBankハートフレンド割
SoftBankが提供しているのは「ハートフレンド割」。
一体どのようなプランなのか確認していきましょう。
料金/割引内容
【毎月の基本使用料の割引】
「スマ放題」「スマ放題ライト」のいずれかの料金プランと組み合わせることにより、毎月の基本使用料から1,700円割引かれるようになっています。
通話定額基本料(スマ放題2年契約なし)/通話定額ライト基本料(スマ放題ライト2年契約なし)などが対象です。
【手数料が無料】
「ハートフレンド割」では各種手数料が無料になります。
契約事務手数料/機種変更手数料/契約変更手数料/譲渡承認手数料が対象です。
【各種オプションの割引】
各種オプションの月額使用料が60%割引に。
ウェブ使用料/留守番電話プラス/割込通話/位置ナビ/電話帳バックアップが対象ですので、これらを使う予定のある方にはお得かもしれません。
利用条件/対象者
ハートフレンド割が利用可能となる対象者は以下の通りです。
・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・特定疾患医療受給者証
・特定疾患登録者証
・特定医療費受給者証
通話定額基本料/通話定額ライト基本料/通話定額基本料(ケータイ)/通話定額ライト基本料(ケータイ)/タブレット基本料のいずれかにに加入していることが条件となっていますので、その辺りもしっかりと確認しましょう。
大手3社の障害者割引を比較して選ぼう
携帯大手3社では、それぞれ「ハーティ割引」「スマイルハート割引」「ハートフレンド割引」を提供しています。
基本的に基本料金が安くなることなどはどのキャリアも共通ですね。
その他の手数料や各種オプションに関する割引は違ってくるので、利用するプランやよく使う機能に合わせて検討してみて下さい。
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